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press release
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The Worlds of Flavor® International Conference and Festival 2010
記者発表会 概要

CIA主催の国際料理会議
The Culinary Institute of America 2010 Worlds of Flavor Conference
日本の食と文化を紹介する世界レベルの国際料理会議について

2009年12月9日、The Culinary Institute of America (CIA)は、2010年11月に開催される国際料理会議Worlds of Flavor®(WOF) International Conference & Festivalについての記者発表会を開催した。
2010年のWOFは、「日本の味と文化」をテーマに、2010年11月4日〜6日の3日間にわたり、アメリカ カリフォルニア州ナパのCIAグレイストーン校にて開催される。
開催に伴い、実行委員会が組織され、記者会見には、CIAプロジェクトディレクターのグレッグ・ドレッシャー氏、日本側からは、事務局長として、力石寛夫(トーマス アンド チカライシ代表取締役)村田吉弘氏(菊の井代表取締役社長)、徳岡邦夫氏(京都吉兆取締役社長)、三國清三氏(ソシエテミクニ代表取締役)、中村隆晴氏(キッコーマン執行役員/コーポレートコミュニケーション部長)、青木時男氏(マルコメ代表取締役社長)が出席した。
記者会見では、CIAプロジェクトディレクターのグレッグ・ドレッシャー氏が、CIAの説明、WOFの概要と共に来年13回目を迎える同イベントのテーマが「日本の味と文化」となった経緯とイベントの重要性を解説。実行委員会メンバーの出席者6名が、WOFに寄せる期待や想いを語った。

■CIAとは、
The Culinary Institute of America(CIA)は、1946年に独立した非営利の大学として創立。料理と製菓の技術と知識についての準学士号及び学士号が取得できる教育機関。37,000人を超える卒業生のネットワークをもち、世界のプレミア料理大学として認知されている。大学はニューヨーク州(ハイドパーク)、カリフォルニア州(セントヘレナ、グレイストーン校)、テキサス州(サンアントニオ)にキャンパスを持ち、その他シンガポールのテスマセック ポリテクニック インステチュートと提携して新しいキャンパスも整備しつつある。

■WOF2010について
WOFとは、CIAで毎年11月に3日間にわたり開催される国際料理会議(Worlds of Flavor(WOF) International Conference & Festival)のこと。
2010年のテーマは、「日本の味と文化-日本人が大切にしてきた日本料理:すしや懐石、その食材からおもてなしの全て(Japan: Flavors of Culture-From Sushi and Soba to Kaiseki, A Global Celebration of Tradition, Art & Exchange)」と決定した。
料理や文化をテーマとしたプロ向けのイベントとして、アメリカで最も重要とされるWOFでは、一カ国のみにフォーカスされての開催は、06年のスペイン以来2度目である。
アメリカでは近年、アジア料理の中でも特に日本食への注目が高く、寿司や天麩羅以外の料理の情報も広がり、味噌や醤油などの食材へも関心が集まっている。
CIAでは、きちんとした日本料理の文化や歴史、調理方法について、プロのシェフたちに教えられる教育機関でなくてはならないという意向で、今回の開催となった。
WOF2010「日本の味と文化」では、実行委員会によって選抜された、日本を代表する約50名の料理人を中心に「チーム・オブ・ジャパン」を結成し、伝統ある懐石から、一般的な日本料理まで幅広く多彩な料理提案を行う。
さらに、会議セッションを通し、日本食の食材、飲料、料理技術、視覚的な美しさ、その他様々な要素について発表し、伝統的な料理からモダンにアレンジされた料理まで幅広く紹介する。
著名なアメリカ在住の日本人シェフや日本食の要素を取り入れているアメリカのトップシェフの参加も予定している。日本の味がアメリカの今後のフードサービスのコンセプトやメニューにどう採り入れられるかなどを広くプレゼンテーションする。
来場客は約700人。アメリカをはじめ各国のオーナーシェフ、料理研究家、ジャーナリストとCIAで学ぶ料理人が中心である。イベント開催のニュースは世界中に発信されるであろう。
日本事務局では、来年の開催に向けて、政府に支援を要請している他、協賛企業を募っている。

■ 参加者のコメント
力石 寛夫
トーマス アンド チカライシ株式会社 代表取締役 /CIA日本事務局長

WOFは、業界の注目度が非常に高いイベントであり、参加チケットは、発売後すぐ完売してしまうほどである。10年に1度とないこの機会をより多くの企業や同じ志を有する人たちと共有したい。現在「チーム・オブ・ジャパン」の日本人シェフをあらゆるジャンルから選考している最中である。参加することによって、世界的なビジネスに繋がる可能性は高いので、是非積極的に参加者、協賛企業を募りたい。

村田 吉弘氏  株式会社菊の井 代表取締役社長
日本料理について詳しく知りたい方に、きちんとした情報を提供する場として、今回のWOFは非常に貴重な機会だ。アメリカで近年日本食に注目が集まってきているのはとても良いこと。ただ、ブームではなくきちんと根付いた料理にするには、今が一番大事な時期である。日本料理だけにとどまらず、日本そのものを商品とし、大きな国家戦略の一つとして力を入れて臨みたい。正しい日本料理を世界に伝えるための第一歩として、このイベントに精力的に取り組みたい。

三國 清三氏  株式会社ソシエテミクニ 代表取締役
外食産業、ホスピタリティー産業で活躍する人材を育てるための最高の環境がCIAには揃っている。日本に次々に外資系ホテルが参入する中、日本人がトップシェフになれないのはなぜか。その理由はマネージメント能力の差にある。CIAは入学の際に、数学の試験があるほどだ。アジア初のCIAは残念ながら日本でなく、シンガポールに開校する。シンガポール政府が全面協力しての結果である。このイベントを契機に日本政府にも将来を見据え、協力を願いたい。

徳岡 邦夫氏  株式会社京都吉兆 取締役社長
「WOF2007ASIA」の際にも参加させていただき、日本料理に対する関心の高さを実感した。しかし、前回は初めてで順調にいかない点があった。日本とアメリカでは、言葉やデモンストレーションによる表現文化が異なることも知った。そのため、今回は準備を万端に臨みたい。特に、全国どこでも新鮮な生の魚が食べられる漁業のレベルの高さをはじめとし、日本の第一産業の素晴らしさを伝えたいと思う。

中村 隆晴 氏  キッコーマン株式会社
執行役員/コーポレートコミュニケーション部長

今では、世界中で多様な日本食が楽しめるが、これまでアメリカで日本料理が総合的に取り上げられたことはなかった。日米の食文化の交流が深まれば、双方の良好な関係が向上するに違いない。キッコーマン醤油は海外100カ国以上で使用されているが、「いかに料理に使っていただくか」を考えながら営業活動を行ってきた。そのような意味でもレストランビジネスはとてもよいPRの場であり、今回は、日本の文化背景も合わせてご紹介したい。

青木 時男氏 マルコメ株式会社 代表取締役社長
「食は癒し」 自国の食文化をほめられると誰でも嬉しいものだ。日本は今、クールジャパンとしてアニメなどで注目されている一方で、「世界の長寿国」としても世界から注目されている。
健康に対して世界中の人が意識を向け、日本食(味噌、醤油、米)に関心を持ち始めているこの時代、日本食を伝えることが大きなミッションだと受け止め2007年ロサンゼルスに工場を創設した。今回のイベントは更なるPRの場と考え、チームジャパンとしてがんばりたいと思う。

■現時点での参加料理人と有識者
熊谷喜八氏(KIHACHI)、三國清三氏(オテル・ドゥ・ミクニ)、村田吉弘氏(菊乃井)、徳岡邦夫氏(京都吉兆)、森本正治氏(MORIMOTO Restaurant、ニューヨーク)、日下部光紀氏 (Sushi Ran、カリフォルニア・サウサリート)。

■現時点での協賛確定企業
キッコーマン セールス USA、ハウスフーズアメリカCorp.、マルコメ(株)、(株)マルハチ村松、(有)ゆいま〜る牧場。